オプション検査一覧

当院では、豊富なオプション検査をご用意しております。

検査分類 検査項目 検査内容 価格(税込) 備考
胸部CT 救命可能な小さな肺がんは胸部X線撮影(レントゲン)では写らないことが多く、肺がんの早期発見に有効です。 16,500円
喀痰細胞診 肺の入り口に出来た癌細胞は痰に混じることがあるので、痰を調べることにより肺がんを発見できます。CTでは見つけにくい扁平上皮癌などに有効です。 2,090円
消化器 ヘリコバクター
ピロリ抗体
潰瘍や胃癌の原因となるヘリコバクターピロリが胃粘膜に存在しているかを調べる血液検査です。 880円
ペプシノゲン ヘリコバクターピロリによってどの程度胃粘膜が萎縮しているかを血液から調べます。胃粘膜の萎縮が進むと、胃癌にかかりやすくなってしまいます。 3,080円
便潜血検査 微量の便から目に見えない僅かな血液を検知します。消化管のどこかにがんや潰瘍などによる出血がないかを調べます。 825円
動脈硬化 超音波検査 首の動脈を超音波で観察することにより、動脈硬化の早期発見や、脳梗塞の危険度を予測することが出来ます。 3,850円
血圧脈波検査 手足を同時に血圧測定することで、血管の硬さや詰まり具合を推測する検査です。 1,100円
眼科 眼底写真 目の網膜や網膜を栄養する細い動脈を観察できます。 1,595円
眼圧測定 眼球の内圧を測定します。緑内障などは、眼圧が高くなることが多く、そのスクリーニング検査として有効です。 1,100円
腹部 超音波検査 肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓・大動脈などを中心に超音波を使って観察します。 5,830円
脳・脊椎 MRI 脳やその動脈をしらべ、脳の病気や脳動脈瘤を発見できます。また、頸椎や腰椎の椎間板や、脊髄などの情報はMRIによって詳細に調べることができ、椎間板ヘルニアなどの診断に絶大な威力を発揮します。 16,500円
がん アミノ
インデックス・
リスク・
スクリーニング法
(AIRS)
味の素株式会社が開発した新しい血液検査です。血液中のアミノ酸の比率を調べることで、色々ながんにかかっているリスクを評価します。腫瘍マーカ単体よりも早い段階でがんを発見することも可能です。また、最近では、今後4年の間に糖尿病にかかるリスク、今後10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク、現在認知機能が低下している可能性も評価されるようになりました。 27,500円 対象年齢に制限がございます。
また、妊娠中の方は評価できません。詳細はこちら
腫瘍マーカー 肺扁平上皮(シフラ) 1,837円 腫瘍細胞に特有の成分、または腫瘍細胞が産生する成分を検出する血液検査です。ある程度がんが大きくならないと陽性にならないことも多く、注意が必要です。
主に消化器(CEA) 1,155円
すい臓・胆道(CA19-9) 1,430円
肝細胞(AFP) 1,177円
前立腺(PSA) 1,430円
子宮頚部(SCC抗原) 1,320円
子宮体部・卵巣(CA125) 1,628円
骨塩定量 手のX線写真を撮影して、骨の密度を調べる検査です。骨粗しょう症などがわかります。 1,650円
免疫 アレルギー検査 花粉症や代表的な食物アレルギー・ハウスダストなど39項目を数値で評価できる検査です。ヤケヒョウダニ・ハウスダスト・ネコ皮膚・イヌ皮膚・ゴキブリ・ガ・すぎ・ヒノキ・はんのき・シラカバ・かもがや・おおあわがえり・ぶたくさ・よもぎ・アルテルナリア・アスペルギルス・カンジダ・マラセチア・ラテックス・卵白・オポムコイド・ミルク・小麦・大豆・そば・ピーナッツ・米・ごま・エビ・カニ・キウイ・リンゴ・バナナ・鶏肉・牛肉・豚肉・マグロ・さけ・サバ 15,730円

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アミノインデックス リスク スクリーニング法(AIRS)とは

アミノインデックス®リスクスクリーニング(AIRS: AminoIndex® Risk Screening)とは、血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康な人とがんである人のアミノ酸濃度のバランスの違いを統計的に解析することで、がんであるリスク(可能性)を評価する検査です。
1回の採血(約5mL)で、複数のがんを同時に検査することができます。早期がんにも対応しています。さらに、最近では今後4年間で糖尿病にかかるリスク、今後10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク、現在認知機能が低下している可能性も評価されるようになりました。

AIRSの検査対象となるがんと費用

一定年齢の日本人を対象に開発された検査です。妊娠されている場合、結果に影響がありますので検査は受けられません。

対象 対象がん 対象年齢 価格(税込)
男性 胃がん、肺がん、膵臓がん、大腸がん、前立腺がん 25歳~90歳 ※前立腺がんは40歳~90歳 27,500円
10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク 30~74歳
4年以内に糖尿病を発症するリスク 20歳~80歳
血液中の必須・準必須アミノ酸の濃度レベル
現在認知機能が低下している可能性 50歳~100歳
女性 胃がん、肺がん、膵臓がん、大腸がん乳がん、子宮・卵巣がん 25歳~90歳 ※子宮卵巣がんは 20歳~80歳
10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク 30~74歳
4年以内に糖尿病を発症するリスク 20歳~80歳
血液中の必須・準必須アミノ酸の濃度レベル
現在認知機能が低下している可能性 50歳~100歳

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受診前の注意事項

血液中のアミノ酸バランスに影響を与える可能性がありますので、検査のための採血は、食事後8時間以上あけ、午前中に受診して下さい。またアミノ酸のサプリメント、アミノ酸含有スポーツ飲料、アミノ酸製剤、牛乳、ジュースなども食事と同様にお控え下さい。

結果について

それぞれのがん種、糖尿病について、がんに罹患しているリスク、糖尿病にかかるリスクを0.0~10.0の数値で報告します。リスクの傾向は数値が高いほど、がんである確率、4年以内に糖尿病にかかる確率、10年以内に脳卒中・心筋梗塞にかかる確率が高くなります。また、数値からリスクを判断する目安として、「ランクA」「ランクB」「ランクC」に分類され、それぞれのリスクの傾向が3段階で示されます。

ただし、AIRSはがんであるかどうかを確定するものではありません。ランクAと判断された場合でも、がんでないとは言い切れませんし、反対に、ランクCと判断されても、がんであるとは言い切れません。検査にはそれぞれに長所と短所があり、補いあって使用されています。AICSは今までのがん検診とは異なる全く新しい角度からがんの可能性を見つけ出す方法で、他のがんの検査と併用することでがんを見つけ出せる可能性は高くなります。
同様に、この検査は生涯にわたっての糖尿病リスクを予測するものではありません。ランクAでも100%4年以内に糖尿病を発症しないとは言い切れませんし、ランクBやCであっても必ず4年以内に糖尿病を発症するということではありません。