回復期リハビリテーション病棟
2025年4月より、回復期リハビリテーション病棟を開設しました。
このたび、オホーツク海病院では2025年4月より「回復期リハビリテーション病棟」を新たに開設いたしました。 私たちは、急性期治療を終えた患者さまが、住み慣れた地域で再び自分らしい生活を取り戻せるよう、専門職が一丸となって支援する体制を整えております。 医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など、多職種が連携し、患者さま一人ひとりの目標に寄り添ったリハビリテーションを提供いたします。 オホーツクの自然に囲まれた穏やかな環境の中で、心と身体の回復を支える場所として、地域の皆さまに信頼される病棟を目指してまいります。 今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
対象となる疾患
・脳血管疾患(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血のシャント術後など)
・脊髄損傷(頸髄損傷、脊髄炎、多発性硬化症など)
・頭部外傷(脳腫瘍、急性脳症、高次脳機能障害を伴う重症脳血管障害)
・骨折・外傷(大腿骨、骨盤、脊椎、股関節、膝関節の骨折や多発骨折)
・廃用症候群(外科手術や肺炎などの治療後の安静による機能低下)
・神経・筋・靭帯損傷(股関節や膝関節の神経・筋・靭帯損傷後)
・人工関節置換術後(股関節や膝関節の置換術後)
・心疾患(急性心筋梗塞、狭心症発作などの心大血管疾患)
具体的なメリット
専門的なリハビリテーション:
理学療法士、作業療法士、言語療法士などの専門スタッフが患者さんを支援し、個別のリハビリ計画を作成します。
長期的なケア:
最大180日間の入院が可能で、継続的なリハビリを受けることができます。
社会復帰支援:
自宅や社会復帰に向けた準備を支援し、退院後の生活をスムーズにするためのサポートが行われます。
家屋調査:
退院前に家庭環境を調査し、必要な改修や訓練を提案することで、患者さんが安心して自宅に戻れるようにします。
生活全般のリハビリ:
食事や着替え、歯磨きなどの日常的な動作もリハビリの一環としてサポートされます。